桜井 明弘 あなたが33歳を過ぎて妊娠できない44の理由

抗生物質飲むと、抵抗力が弱くなってカンジダに罹る?

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女性の「かゆみ」の原因の多くは、「カンジダ」という真菌、つまりカビの一種です。

食物に生えるカビとは異なりますが、カビとしての特徴は似ているため、梅雨の頃から夏場、湿度が高い頃に多く発生します。水虫も真菌なので、同じ様に夏場が多いですよね。

しかし、この寒い時期でも決して少なくなく、女性にとって大きな悩みとなっています。

 

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オリモノのお話にも書きましたが、女性の腟内は、「乳酸桿菌」という常在菌があり、腟内を弱酸性に保ち、他の雑菌、カビが侵入するのを防いでくれています。

しかし、抗生物質を様々な理由で服用した際に、この腟内の常在菌が同時にヤラレてしまうことがあるのです。

すると、腟の周りに潜んでいたカンジダや雑菌などが、侵入し、腟内の適度に温かく、湿り気がある絶好の環境で増殖、炎症を起こし、症状に繋がります。

 

抗生物質を飲むと、「副作用」でカンジダになる、と同様に、抗生物質で免疫力が衰えるためカンジダになる、と抗生物質を敵視する見方がありますが、膀胱炎やその他、抗生物質にお世話になることはとても多いですよね。

常在菌が少なくなってしまうためにカンジダになるので、処方された抗生物質はきちんと飲んで、もしもかゆみが出てしまったら、早めに婦人科受診をしましょうね。

 

昨年にはカンジダの内服薬も保険承認されました。長期投与で再発予防する治療法もあります。

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桜井 明弘

桜井 明弘産婦人科クリニックさくら 院長

投稿者プロフィール

2007年4月に横浜市青葉区に産婦人科クリニックさくらを開業、地域の女性のライフサポートを信条とした診療と、体外受精など高度生殖医療も行う不妊治療を柱にしてきました。

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