桜井 明弘 あなたが33歳を過ぎて妊娠できない44の理由

不妊治療中に大親友が妊娠~嫌な自分が出てくるとき

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不妊治療の個人的な経験をお話いただいています。

本コーナーは音声でもお聞きいただけます。音声ファイルはこちらをクリック!!

 

 

テキストでもお読みいただけます↓

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不妊治療中の思い#2 M.Tさんの場合

友達の妊娠

不妊治療中のある日大親友から

「妊娠したの」

と明るい声で電話がかかってきました。

今思えばつとめて明るく何気ない声を作ってくれたのだと思います。

受話器を置いた後、そこにいたのは、

大親友のおめでたを素直に喜べない自分がいました。

その大親友は特に子供を欲しがっていたわけではない。

「できなきゃできないでもいいんだ」って言ってる人に限って妊娠していって、

こんなに努力して、こんなにがんばって、

こんなに子供が欲しいと思っている私はなんで妊娠しないの?

ずるい、おかしいという気持ちが打ち消しても押し寄せてきました。

そして、何よりそんな自分の心の狭さにがく然とし、自分はなんて嫌な人間なんだろうと思いました。

自分がこんなひどいことを思っているなんて誰にも知られたくないというのが正直な気持ちでした。

 

 

打ち明けられない思いをためこんで

こういう時に打ち明けられる人っていないんですよね。

私の場合、なんとか夫には打ち明けて

「神様じゃあるまいし、自分がうまくいかないときに、やきもち妬かない方がおかしいんじゃないの?」

と言われて救われました。

でも本来、こういう気持ちは夫にすら知られたくないと思ってしまいます。

友だちに言ったらなぐさめてくれるとおもいます。でも

「そんな風になぐさめてくれているけど結局あんたにはわかんないよね」

という嫌な自分が出てきそうな気がしてどんどん自分が嫌いになってしまう。

だんだんとこういう思いをため込んで精神的に追い詰められるんですよね。

 

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私だけじゃなかった、あんな経験、こんな経験

みなさんもお話してみませんか??

もちろん、匿名でOKです。音声と文章が本コーナーに掲載されます。

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香月 よう子

香月 よう子フリーアナウンサー

投稿者プロフィール

番組パーソナリティ、ナレーターの他、中心市街地活性化、町づくり等、省庁主催のシンポジウムのコーディネーター、講演を行う。一方で、「きてきて先生プロジェクト」の代表として、地域を担う人材の教育活動を展開。

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