
実は、西洋医学には「冷え」っていう概念はないらしいです。
では東洋医学は?
ちゃんとあります。
末端が冷えている、表面が冷えている、内臓が冷えている。
と種類もわかれています。
吉祥寺中医クリニックの長瀬眞彦先生によると、
「体温が何度だから冷え。。。ということではありません。」
とのこと。
冷えていて不快である、とか、触ってみて冷たい。
というのが冷えているということになるそうです。
現代人に多い冷えは自律神経の乱れによる末端の冷えだそうです。
現代は自律神経を失調させやすい社会。
夜遅くまで起きてスマホをいじったり、仕事のしすぎなどで緊張が抜けず、
交感神経優位の状態が続くと自律神経が乱れます。
緊張が抜けないと末端の血管が閉じるので冷えるのです。
何も考えないでカラダを気持ちよく動かす。
ぼーっとする。頭を使わない。これが大事なんだそうです。
「自分のカラダの感覚を意識しない人が多い。ひどくなると足の裏の感覚がない人もいます。
客観的なデータなどももちろん必要ですが、自分の体感。カラダの声に耳を傾けることが大事です。」(長瀬先生)
この手の冷えは、あたためすぎると、のぼせてしまうこともあるそうです。
大事なことは、何も考えずゆったりした時間をすごすこと。
ヨガや瞑想などで何も考えず、カラダが気持ちいいと思うことをのんびり行うことなんですって。
いろいろ対処しても冷えている人。もしかするとその冷えは自律神経の乱れが原因かも。
毎日忙しくて、ちょっと難しいけどほんの少しでもぼーーっとできる時間を作ってみましょう。
長瀬眞彦先生
吉祥寺中医クリニック院長
順天堂大学卒業。日本東洋医学会・日本東方医学会専門医、一般財団法人日本胎盤臨床医学会理事長 ☆美人化計画代表 桜井明弘とは大学時代の同級生です。
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-13-6古谷ビル5階
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