
不妊治療の個人的な経験をお話しいただいています。
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不妊治療中の思い#5 K.Kさんの場合(治療当時35歳)
ここで不妊治療を開始しようと決めたクリニックで腺筋症と診断されました(※子宮腺筋症 )
「子宮が大きくなっていて腺筋症の治療も必要かもしれない。不妊の直接の原因にもなるので、腺筋症の治療も併せて考えなければならないですね。」と言われました。
そのとき、やはり産婦人科を変えてよかったと思いました。前のクリニックは、何となく合わない気がしていましたが腺筋症のことは何も言われなかったのです。
新たに行ったクリニックは診察室にパソコンがあり、今日は何をするとか、どういう薬を処方したとか、先生と一緒に大きな画面を見ながらいろいろ話せて安心できたし、問診の仕方だけでなく、環境や設備も全然違いました。
その時35歳。世間的には高齢出産の年なのでしょうが、私は、これから1人2人産むぞと思っていたのです。腺筋症だと言われて、もう少し早く受診していればよかったと初めて後悔しました。
35歳を過ぎるとどんどん妊娠率が低下するということも知り驚きました。
その日、先生に不妊治療の案内資料をいただきました。どんな検査があるのか、どんなステップがあるのかが詳細に書きこまれているA4のパンフレット。「私が待っていたのはこれだ!」と思いました。毎日苦手な基礎体温をつけ続けるだけはない、このさきの治療の見通しやステップを知りたかったのです。もちろん今回も基礎体温表をいただきましたが、モチベーションが違いました。基礎体温も何のために測るのか、ステップのどこに位置づいてけられているのかがわかる方がやる気になるものです。
不妊治療に入る前の検査の内容もよくわかり、このパンフレットを見ながら夫と話し合いました。夫も、「ここで精液検査があるんだね」と自分がどこで何をやるかも理解してもらえました。
このパンフレットは検査のたびに日付を書きこんでいきました。このようにリスト化されていてチェックしていくのが自分の性格上あっていると思います。
でも、正直にいうと、こんなにいろいろ書かれているけれど、先生の所に通えばほとんどの検査をパスしてすぐに子供ができると思っていました。
※子宮腺筋症とは産婦人科クリニックさくら院長ブログ
※続きは、「不妊治療中に6ヶ月のブランク〜子宮腺筋症治療」です。
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インタビュアー 香月よう子