桜井 明弘 あなたが33歳を過ぎて妊娠できない44の理由

サプリメント 妊娠を考えている時はどんなものを摂ったらいいの?

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サプリメント、妊娠を考えるときにはどんなものを摂ったらいいのでしょうか。

多かれ少なかれサプリメントは摂った方がいいのか、何を摂ったらいいのか、気になる話題です。

また、摂るにしても同じ栄養成分を謳う商品がドラッグストアでもネット販売でも山のようにあり、選ぶ基準が分からないという声が多く聞かれます。

 

まず、妊娠を考える女性が必ず摂った方がいい栄養成分は「葉酸」です。

葉酸については、産婦人科クリニックさくらのHP、院長ブログに詳述しましたので、是非ご覧下さい。

ポイントは、妊娠をする1ヶ月前から、サプリメントで1日400㎍の摂取が推奨されています。

 

しかし、同じ葉酸を含んでいるサプリメントも、玉石混交。

残念ながら吸収の点などで粗悪品、と呼ばざるを得ない商品も多いです。

サプリメントコーナー

 

サプリメントを選ぶ際のポイントは

・「何のために何が含まれているか」
・「原料には何が使われているか」
・「基準を満たした安全な工場で生産されているか」

です。

まず第一に、何がどんな目的に含まれているか、です。
妊娠を考える方にお勧めするのは当然、妊娠、出産に重要な役割をもち、なくてはならない必須の成分を優先的に補充すべきです。
また、反対に妊娠、出産にはなくても問題ない、あるいは、一部の人のみが必要としている成分が配合されている製品も沢山あります。魅力的なキャッチフレーズで販売されている場合もありますので、惑わされないようにしたいですね。

次に「原料」ですが、あなたが摂取しているサプリメントの「原材料名」には「何が」どの「順序」で書かれているでしょうか。
例えば、ビタミンC、ビタミンB2、などの順で書かれていますか? それとも「酵母」とか「○○油」などでしょうか。あるいは砂糖や水飴などが一番に書かれていますか?
ビタミン〇〇のように栄養素の名前がそのまま表記されているものは化学合成された原料であることを意味し、後者のように食品などの材料名で表記されているもの は、天然由来の原料であることを意味します。

そして書かれている順序は、重量の多い順に並んでいるのが原則ですので、糖類やつなぎ、カプセルのゼラチンなどが比較的高い順序で書かれている場合には、それらが多く含まれている、と言う意味になります。

化学合成原料と天然由来原料のメリット、デメリットを整理しますと、

・化学合成品のメリットはコンパクト(摂取量が少なくて済む)で、安価、また味が良いこと。
デメリットは製造レベルが低いと、製造過程で不要な化学物質が混入するリスクがあったり、身体との親和性が低い(吸収が悪い)こと

・天然由来原料のメリットは身体への親和性が高いため、体内活用度に優れていること、
デメリットは、かさばる(摂取量が多くなる)こと、コストが高くなること、また口当たりも苦みや臭みを感じることがあります。

玉石混淆状態のサプリメントに一定の基準を設けるのが厚生労働省が主導している「GMPマーク」です。

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これには厳しい条件、基準をクリアした工場で生産されたサプリメントにのみ表示が許されているもので、このマークが付いているサプリメントは意外と少ないものです。

上に書いたサプリメントを選ぶ際のポイント、これらを満たすものはどうしても生産コストが高くつくのです。

簡単に言うと、安かろう悪かろうです。高ければ良いのか? CMやネットでの広告を沢山出している、有名なタレントさんを起用している、のは広告費がかかっていますから、価格も高くなってしまっている可能性があります。

 

その他、原料が「酵母」や「○○油」などの場合、天然成分によるものなので、その他の栄養素が含まれていたり、栄養価が高い、とも言えるため、やはりこれらのサプリメントがお勧めです。

さて、妊娠を考えている方、葉酸の他にはどのような栄養素を補ったらいいでしょうか。

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