桜井 明弘 あなたが33歳を過ぎて妊娠できない44の理由

妊娠を考える皆さんへ 妊娠前に調べておきたい4つのウィルス抗体検査

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・水痘帯状疱疹:VZVというウィルスが原因の「水ぼうそう」のことです。
一般的には小児期に感染し、成人になっても免疫力や体力が低下した時に、胸の辺りに発疹を起こし、とても痛いものです。
妊娠中の影響は、妊娠20週までに先天性水痘症候群(2%、皮膚瘢痕、四肢低形成、小頭症、眼球異常)を起こすことが知られています。近年ワクチンの効果や生活水準の向上に伴い、成人しても抗体=抵抗力のない方達が、妊娠中に感染することが問題となっています。

・ムンプス:「おたふくかぜ」のことで、男性が感染すると睾丸が腫れて(正しくは副精巣炎)、男性不妊の原因となるとされてきました。
妊婦さんでは、妊娠中期までの感染で流産率が約2倍に上昇するため、日本産婦人科医会では、不妊治療前に抗体検査やワクチン接種を推奨しています。

当院のコスト
風疹抗体      3,000円
麻疹抗体      5,000円
風疹・麻疹抗体セット  4,000円
ムンプス抗体     2,500円
水痘帯状疱疹抗体   1,750円
ムンプス・水痘帯状疱疹セット 4,000円
以上4種のセットで6,000円です。別途消費税がかかります。

当院での抗体検査、ワクチン接種の費用をまとめましたのでご覧下さい。

妊娠前に調べておきたい抗体、ワクチン一覧14.4月

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桜井 明弘

桜井 明弘産婦人科クリニックさくら 院長

投稿者プロフィール

2007年4月に横浜市青葉区に産婦人科クリニックさくらを開業、地域の女性のライフサポートを信条とした診療と、体外受精など高度生殖医療も行う不妊治療を柱にしてきました。

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