大学で授業~妊娠・出産について知り、キャリア形成を考える
- 2015/6/17
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小田原短期大学の人間成長講座に呼んでいただきました。
テーマは
「自己を知る。女性としての生き方 妊娠や育児を踏まえた人生設計」
短大1年生220人を対象にした、「単位になる正規科目」です。
なので、学生さんたちは、レポート提出し、評価もあります。
内容は、
まず、理事、香月よう子が、自身の妊娠出産と仕事の話。
妊娠週数の数え方や、エコーの写真を示しながら、初めてお腹のベビーの心臓がみえたときの
感動を語りました。
そして、代表理事、桜井明弘から、妊娠出産の基礎知識について
精子と卵子の出会いなどを動画も交えて解説しました。
圧巻だったのは、妊娠初期のエコーの動画。
不妊治療でやっとできた感動の赤ちゃんの動画(心臓が動いています。)
代表が患者さんにこの授業に使いたい、とお願いしたところ、
患者さんからも「ぜひ小田原短期大学の学生さんたちに見せてあげてください」
と患者さんにも嬉しそうに言われたそうです。
不妊治療の末に授かった命ですから、若い学生さん達にも是非伝えたいものがあったんでしょうね。
学生さんたちも食い入るように見ていました。
終わって真剣にレポートを書く学生さんたち。
質問は、女性のカラダの仕組みから、生理などで気になること、
妊娠、出産、その際の心構えや
キャリアに関することなど多岐にわたりました。
やはり、女性にとって身近な身近な話題なんですね。
担当教授からは
「自らの体を知り自らが生まれ出でたプロセスを知ることは、自己を認め愛おしむ心に繋がると実感いたしました」
という本当にありがたいありがたいお言葉をいただきました。
Starting Familiesの妊娠・不妊に関する知識の国別の調査結果によると、
世界の先進18か国中、日本の男性16位、女性17位と日本は極端に低いそうです。
女性のカラダに関して正しい知識を知ったうえでキャリアを考えていくことはとても大事です。
これからも大学だけでなく、高校などにも伺ってプログラムを行いたいと思います。