桜井 明弘 あなたが33歳を過ぎて妊娠できない44の理由

矢部美穂さんが手術。子宮筋腫は怖い病気なの?

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タレント、女優の矢部美穂さんが、子宮筋腫の手術をするというニュースがありました。

 「私、筋腫があるの。」って言う女性は結構まわりにもいませんか?

手術するほど怖い病気なの??そもそも子宮筋腫ってなんだろう?

産婦人科医である子宮美人化計画代表、桜井医師に聞きました。

 

「子宮筋腫は、女性ホルモンの働きによってできる良性腫瘍のひとつです。30代の女性の4人に1人にできるといわれており、

多くは、経過観察で様子を見ることができます。また、閉経後は、筋腫も小さくなります。

小さなものや出来ている場所によっては、お腹が痛いなどという自覚症状はほとんどありません。

月経量が多い方、急に多くなった方は要注意。貧血の方も一度婦人科受診をお勧めします。」

(貧血は、動悸いきぎれ、疲れやすいなどが主な症状です。詳しくは貧血についてのこちらの記事をご覧ください。)

 

 

――――――――――不妊の原因になるのでしょうか?

「筋腫のできる部位や深さにより、着床しづらくなります。赤ちゃんが欲しい人は、妊活前からの早めの治療をおすすめします。」

 

―――――――――手術以外での治療はないのでしょうか?

「開腹手術以外に、開腹しない腹腔鏡下手術、そして、子宮鏡手術、お薬で治す方法があります。

筋腫の数が多かったり、大きかったりすると、開腹しなければならないこともあります。

また、お薬での治療は、効果がすぐにあらわれない、筋腫がなくなるわけではないという欠点がありますので、

今すぐに赤ちゃんが欲しいひとにはむいていないですね。

いずれにしても患者さんの年齢や、筋腫の状態、いつ頃赤ちゃんが欲しいかどうかなど相談しながら、一番いい方法を選択します。」

 

―――――――― どういう検査をするの?

「婦人科では内診や超音波検査で筋腫の有無をみます。筋腫が確定し、治療を要する場合には事前にMRIで詳しく調べることもあります。」

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子宮筋腫と不妊について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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香月 よう子

香月 よう子フリーアナウンサー

投稿者プロフィール

番組パーソナリティ、ナレーターの他、中心市街地活性化、町づくり等、省庁主催のシンポジウムのコーディネーター、講演を行う。一方で、「きてきて先生プロジェクト」の代表として、地域を担う人材の教育活動を展開。

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