桜井 明弘 あなたが33歳を過ぎて妊娠できない44の理由

同僚の理解を得るために私がしたこと

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不妊治療の個人的な経験をお話いただいています。

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不妊治療中の思い・・・#1 M.Tさんの場合

大好きな仕事!両立するために私がしたこと

不妊治療って、特に最初は、薬に対して自分の体がどう反応するかがわからないので、

来院日に排卵が起こらないと「明日も来てください」ということになり、

次の日も「また明日も」ということもあります。予定が立てられないし、

思った以上に来院が頻繁になるということがわかりました。

ここで問題になるのは仕事との両立でした。

私はシフト制の仕事だったので、上司と相談して、遅番のみの勤務にしてもらいました。

そして、スタッフの理解を得るために、現在の状況を素直に話すことにしたのです。

 

 

不妊治療のことを同僚に話した理由

伝えることに対しては相当葛藤もありました。理解を得られるか?ということ以前に、

男性スタッフに対してこういった話をすること自体に抵抗がありました。

それでも伝えたのは、この仕事や職場が好きだったからです。

これぐらいのことで辞めてしまうよりも、まずは正面からきちんと話して、それから考えようと思いました。

そこで、ひとりひとりに対して

「遅番のみの勤務を希望したので聞いていただきたい話があります。」

と伝え、会議室で1対1で話しました。

 

きちんとむきあって話したこととは?

不妊治療を始めたこと、急に病院にいかなければならない理由、午前中さえ空いていればなんとかなるということ、

まれに急にシフトチェンジをお願いしてしまうかもしれないこと。

そして仕事への誠意や自分勝手な理由で申し訳ないという「思いの部分」もきちんと伝えました。

 

若いスタッフが多かったせいもあるのですが、とても好意的に受け止めてくれました。

中傷されたらという不安もありましたが、

「伝えてくれてありがとう。シフトチェンジのこといつでも相談して」と言ってくれる人もいました。

思い切ってきちんと周りに状況を伝えてよかったと思いました。

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私だけじゃなかった、あんな経験、こんな経験

みなさんもお話してみませんか??

もちろん、匿名でOKです。音声と文章が本コーナーに掲載されます。

5011小

 

 

 

 

 

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香月 よう子

香月 よう子フリーアナウンサー

投稿者プロフィール

番組パーソナリティ、ナレーターの他、中心市街地活性化、町づくり等、省庁主催のシンポジウムのコーディネーター、講演を行う。一方で、「きてきて先生プロジェクト」の代表として、地域を担う人材の教育活動を展開。

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