
2015年に生まれた日本人の赤ちゃんは100万8000人で、昨年より4000人増え、5年ぶりに増加したことが、厚生労働省が1日付でまとめた人口動態統計の年間推計で分かりました。
30代前半の出産が増えたそうです。
一般的に、35歳くらいを境に卵巣機能が低下し、妊娠しにくくなると言われます。
その大きな原因は、卵胞が消費され続け、あまりよいとはいえない卵子しか残らない状態になるから。
女性としてこの世に生を受け、思春期を迎えて月経が始まる前も、卵胞はものすごい勢いで消費されています。
この卵子が消費し尽くされた状態、それが閉経なのです。
ただ、この消費のスピードは、非常に個人差が大きいものでもあります。ではその個人差をどうやって見極めたらいいのでしょうか?
そこで注目されているのが、卵巣の予備機能、卵巣年齢を知る検査「AMH(抗ミュラー管ホルモン)」です。
検査方法は簡単。血液検査のみ。
血液検査をすることで、自分の卵巣年齢が何歳くらいなのか知ることができます。
もしあなたが仕事をしている既婚30歳女性で、今子供を作るか、それともあと数年キャリアを積んでから出産を考えるか・・・
と迷っているなら、ぜひ1つの指標として受けてみてください。
もし卵巣年齢が25歳なら今は仕事に邁進してもいいかもしれません。
ただ卵巣年齢が40歳と出たなら、出産を優先したほうがいいでしょう。
妊娠を希望している人、まだ妊娠を希望していない人、妊活中の人、不妊治療を考えている人・・・、
独身既婚問わず、今後の人生設計を見直すきっかけのためにも、ぜひ。
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