
「産婦人科の実際 第67巻第12号」にて、弊社代表 桜井明弘医師が、「基礎体温の読み方―基礎体温の意義、落とし穴を学ぶー」を執筆いたしました。
産婦人科医師向けに書かれている本文を参考に知っているようで知らない
「基礎体温」について改めて考えてみたいと思います。
基礎体温は昔からある診断ツールですが、最近わかってきたこともあります。
例えば、「現代女性の基礎体温は1970年代に比して(くらべて)、
最低値が0.32℃低下している可能性が」あるそうです。
今まで、「最近女性の体温が下がっている」と言われていましたが、
「都市伝説」の域を出ませんでした。
しかし、きちんとデータとして出てきているのです。
また、低温期の体温が低い人たちに月経異常やPMSが多いという調査もあるそうです。
つまり基礎体温は排卵や妊娠などを知るだけでなく。
低温期の基礎体温から、活動状況や基礎代謝などもわかる可能性があり、
自分のことを知るためにも継続してつけることが必要なのです。
基礎体温をつけることで何がわかるかは、こちらの記事をご覧ください。
とはいえ、ある種の薬を飲んでいたり、冷房や暖房などの利用でも影響を受けがちな基礎体温。
決して自分で判断せず、医師と相談しながら、上手に活用していきたいですね。
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