桜井 明弘 あなたが33歳を過ぎて妊娠できない44の理由

デング熱流行。妊娠中の注意点は? 赤ちゃんへの影響は?


妊婦さんが感染すると流産や早産、死産、または赤ちゃんの異常を来すウィルス性疾患はいくつも知られています。

 

最も有名なのは、昨年まで大流行した、風疹です。

 

それでは、同じウィルス性疾患の一つ、デング熱ウィルスに、妊婦さんが感染したら、何を心配したら良いのでしょうか。

 

妊婦さん

 

残念ながら、デング熱ウィルスに対する、有効なワクチンやお薬は今のところ開発されていません。

しかし、結論としては、デング熱特有の妊婦さん、赤ちゃんへの影響は現在報告されていません。

 

ただし、小児や高齢者と同様に、妊婦さんは重症化するハイリスクグループと考えられています。

デング熱そのものが重症化するリスクもさながら、高熱による妊娠、赤ちゃんへの影響も考えなければなりません。

 

デング熱に感染してしまったら、アセトアミノフェン(カロナールなど)による解熱、鎮痛と脱水を予防する十分な水分補給を心掛けて下さい。

 

妊娠中に感染したからと言って、必要以上に心配することはありませんが、感染を回避するのは、妊婦さんに限らず、ご自身と社会周囲のため必要なことです。

前のページに書いたように、感染を防ぐ工夫を是非とも行って下さい。

また、妊婦さんが周りにいない方でも、一人でも多くの感染を予防する為、「蚊を発生させない」「蚊に刺されない」を心掛けて下さい。

 

(この記事は2014年9月6日に書いたものを、その後の追加情報により2014年9月11日補筆修正したものです。)

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桜井 明弘

桜井 明弘産婦人科クリニックさくら 院長

投稿者プロフィール

2007年4月に横浜市青葉区に産婦人科クリニックさくらを開業、地域の女性のライフサポートを信条とした診療と、体外受精など高度生殖医療も行う不妊治療を柱にしてきました。

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