
美人化計画代表理事、桜井明弘医師が監修をつとめたコミックエッセイ「わたしが不妊治療をやめたわけ」。
もう読んでいただきましたか?
先日、桜井医師を講師として行った講演会を主宰した原田香マタニティセラピストスクール代表の原田香さんが感想を寄せてくださいました。
「これまで桜井先生から医療者目線で学んできたので、患者さん目線でのお話がとても新鮮でした。
治療スケジュール管理、検査の痛み、旦那さんへのイライラ、おだやかな日常生活をおびやかすさまざまな課題を乗り越えたのに、
「リセット」※1 される無力感が、毎月毎月繰り返されたら、どんな人でも、平常心を保つのは難しいですよね。
おまけに病院を変えるたびに、先生の言うことが少しずつ違うニュアンスに聞こえたり、
そもそもコミュニケーション自体がうまく取れなかったら不安はますます大きくなります。
あげくのはてにネットを検索しまくったり、話を聞いてくれる人のいうことを信じてしまう心理状態になりがちだということもあると思いました。
私は産婦人科のお産の現場で「ドゥーラ」※2として妊婦さんによりそう仕事をしています。
まだまだ日本では数少ない存在ですが、最近は産後ドゥーラなど、妊産婦さんに寄り添う活動をしている人も少しずつ増えてきました。
この本を読んでいると、妊活の時に、そばで寄り添ってくれる人も必要だと思いました。
言わば、妊活ドゥーラです。
ネットの代わりに必要な情報の選択肢を教えてくれて、一緒に神社などにも行ってくれるような人。
出産ドゥーラ、産後ドゥーラがいるなら、妊活ドゥーラも必要ですね。
※1 リセット 生理が来て、生理周期(治療周期)が再スタートすること(本書より)
※2 ドゥーラについて知りたい方はCHILD RESEARCH NET「ドゥーラ研究室」をご覧ください。
福澤(岸)利江子 (筑波大学医学医療系 助教)先生が、原田香さんの取組を紹介しています。
不妊治療当事者でなくても、まわりには、不妊治療をしている人がいるかもしれない。
ぜひ手にとってご覧くださいね。
皆さまも感想をお寄せください♪♪
私が不妊治療をやめたわけ 海原こうめ著 監修 桜井明弘 イースト・プレス